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Yataro Matsuura

なくてはならない生活道具の一つになって、自分の生活を支えてくれているような感じがします。

Q. 初めてBIRKENSTOCKを履いたのは?

A. 二十歳の時に初めてニューヨークに行って、最初にしたかったのがBIRKENSTOCKのサンダルを買うことだったんですね。でもどこにも売っていなくて、電話帳を広げていたら、一軒だけ小さくBIRKENSTOCKのイラストレーションが載っている靴屋さんがあって、そこへ買いに行ったんです。なんてことない、普通の靴屋さんの片隅にBIRKENSTOCKが売っていて、やっと見つけたと思って買ったのがパープルのレザーのARIZONAでした。 僕が二十歳の時だから、もう今から40年前ですね。それからずっとBIRKENSTOCKを履き続けていて、いろいろなものを試したんですけど、やっぱり一番最初に買ったARIZONAの形がすごく好きで、ここ10年以上ぐらいはARIZONAばっかり買って、 一年に一回履き替える感じにしています。今履いているのも一年ぐらい履いているんですけど、そういうふうに自分の原体験に近いというか、BIRKENSTOCKがあって、BIRKENSTOCKで僕の何かが始まったような気がします。

Yataro Matsuura

Q. BIRKENSTOCKを履いてどこへ行くのですか?

A. いつも旅行には持っていくし、家の中でも僕はBIRKENSTOCK。外に出るときも、もちろんスニーカーを履いたりレザーシューズを履いたりするときもあるけれども、近所を歩いたりとか、今日みたいに公園に行ったりとかするときはBIRKENSTOCKを履くときもあります。日常の中では僕にとっての生活道具の一つになってますね。

Yataro Matsuura

Q. BIRKENSTOCKと共に長い時間をすごしていますね。

A. ファッションとか自分の着こなしとかコーディネートっていうよりも、生活の一部ですよね。 自分の生活の中に必ずあるものの一つだし、旅行に持っていくものの一つであるから、 なくてはならない生活道具の一つになって、自分の生活を支えてくれているような感じがします。

プロフィール 松浦弥太郎 / Yataro Matsuura

エッセイスト。クリエィティブディレクター。
「暮しの手帖」編集長を経て、「正直、親切、笑顔」を信条とし、暮らしや仕事における、たのしさや豊かさ、学びについての執筆や活動を続ける。著書多数。