手作業＋歴史＝機能的なシューズ

その長い歴史の中で、製法や素材、モデルが改良され、企業の規模が大きくなっても、あるひとつの重要なポイントだけは変わりません。BIRKENSTOCKは現在でも、手での作業と、ビルケンシュトック家が長年改良を重ねてきた独自の機械を組み合わせ、靴作りに励んでいます。これこそがアイコニックな美しいデザインの秘密です。

すべてのBIRKENSTOCK製品はそれぞれの部品が伸ばされ、カットされ、形を整えられ、研磨され、セットされ、接着されるなどの約50もの手作業の工程を経て、ようやく機能的なシューズが出来上がります。丁寧に作って初めてBIRKENSTOCKと呼べる靴が誕生するのです。 どのモデルでもすべてはフットベッドから始まります。フットベッドはジュート、コルク、ラテックス、スエードといった厳選された天然素材を層状に重ねたもので、整形外科の知識を活用しながら数十年におよぶ開発期間を経て完成したフォルムへと成型していきます。こうして完成したフットベッドをベースに、アッパー素材、ファスナー、アウトソールがそれぞれしっかりと取り付けられていきます。

BIRKENSTOCKの製品は、熱心なスタッフの一人の手から次の一人の手へ、そしてまた次のスタッフの手へと、50の手作業工程を経て、原材料から一足のシューズを作り出しています。