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レジャーと仕事をいつもうまく組み合わせてきた。

ジェオフ・ヒーゴ

BIRKENSTORY #17

ジェオフ・ヒーゴ - 自動車レンタル業&人生のエキスパート

この若々しくスポーティな60代の人物に会うと、まず赤い長髪が目に留まります。友人の言葉を借りれば、彼は頑固者、そして人生のエキスパート。見た感じは楽天的な人物です。いくつかのリスクたっぷりの起業を経て、現在彼はケープタウンでユニークな自動車レンタル業を経営しています。パートナーはドイツ人のモニカ、子供は4人。Birkenstockと自然が大好きなジェオフ。環境問題への取り組みとして、お客様に珍しいサービスを提供しているとか...?

ジェオフはケープタウン近郊にある小さい村、Camps Bayで4人の兄妹と一緒に育ちました。昔は貧しいエリアだったこの地域、今日ではアフリカでもっとも地価が高い高級住宅地になっています。ヒーゴ一家はビーチで、山で、魚釣り、サーフィン、水泳など、とにかくアウトドアで自然を楽しむことが大好きな家族だったと言います。

海軍でのサーフィンと喫煙

ジェオフはその人生で様々な仕事をしてきました。学校を卒業した後、まずは4年間潜水艦で電気技師の仕事。大変な仕事だったとはいえ、レジャーもたっぷり楽しんだと言います。「あの時ぐらいサーフィンしまくった時期もないよ。サーフィンをしっかりマスターした。とてもいい修業だった」と笑います。

大工からシェフ

彼はそれから1986年にサンフランシスコに渡航し、大工の友達と一緒に2年間ヨットハーバー付近にある家々の木製デッキの工事をしていました。「僕がやった一番良かった仕事だね」とこれまた楽しそう。

ケープタウンに戻り、今度は飲食業をはじめ、何件かのレストランのマネージャーを務めました。世界で最も有名な植物園にあるレストランのパートナーシップに誘われ、「3年間、夢のような仕事をしたんだ。勤務時間は最高だったし、食べ物も素晴らしかった」うっとりと思い出すジェオフ。

人生の学校、または、新しいスタートという原則

楽しかったとはいえ、キッチンが退屈になってきた彼は、ケープタウンに南アフリカで初めてバックパッカーのためのホテルをオープンしました。その3年後、自転車でのツアーを提供する、これも南アフリカ初の自転車ツアー会社「Daytrippers」をオープン。

失敗を恐れたことなど一度もないというジェオフにとって、こんなチャレンジは人生でなくてはならないチャレンジだったようです。彼の哲学は、「長く続け過ぎると退屈になる」。そして、これらのビジネスでの成功を機にもう一つバックパッカーの宿、「St. John's Waterfront Lodge」をオープンしました。幸運の女神が微笑み、彼はここで現在のパートナー、モニカと知り合うことになり、彼女とは自動車レンタル業だけではなく、一緒に家族を作ることになりました。

幸福の哲学

人生のエキスパートには彼なりのスタイルがあります。「家族ができてから、仕事をするのは週に2回だけ。残りは子供と一緒に過ごしてるよ。学校の送り迎えとか、一緒にビーチに行ったりとかね。25年前にレストランの仕事を辞めて以来、フルタイムで働いたことなんてないよ」。

彼曰く、幸せは自分で勝ち取るもの。自分自身の能力を最大限に引き出して、毎日、世界の素晴らしさをしっかりと見つめることだと言います。「今朝も娘のラヤに言ったんだけど、水平線がちょうどピンク色になり始めて『ほんの15秒だけでいいから水平線をじっと見てごらん。魔法みたいな世界を見てごらん』ってね」。実際、彼にとっての一番の幸運はモニカ、そして子供たち、だと言います。家族でレジャーを楽しむことが彼の人生を満たしてくれる大切なものだ、と。それに加え、ケープタウンのユニークなキャラクターも彼を幸せにしている要素のようです。「山、海、気候、そしてそこで暮らす人々が素晴らしい雰囲気を作っている。僕が知っている限り、世界中にこんなにいい街なんて他にないよ」。

広告のスローガン「GoogleじゃなくてGeoffに質問」

"「ジェオフって色んなこと知ってるのよ。Googleに聞くよりジェオフに訊く方がずっと簡単」、とモニカは笑いながら言います。二人の自動車レンタル業「Round-About-Cars」では約150台の車を管理し、南アフリカの国境を越える地域までそのビジネスエリアを展開しているとか。 15人のスタッフはいわゆる有色人種に属する人たちです。「うちのスタッフのほとんどは昔は悪かった人とか、全然職業訓練なんて受けたことない人たちだったの。トレーニングは全部うちでやって、今ではみんな本当に世界で一番信頼のできる、すごく熱心なスタッフになってくれた」。二人は環境保護の問題にも独特なアプローチで取り組んでいます。ケープタウンの水不足問題のソリューションの一つとして、洗車されていないレンタカーに割引を提案したのです。インテリアだけをピカピカにして、外は汚れが付いたまま。これで水の消費量を80 %も削減することに成功しました。"

ジェオフとBirkenstock:Milano、Milano、Milano...。

ジェオフがBirkenstockの広告を見たのはサンフランシスコ滞在中、1986年のことでした。「おかしな」ドイツのサンダルを目の前にし、「わあ、って思いましたね」。Milanoを試着し、それ以来、別の靴は一度も履いたことがないそうです。「僕にとって品質とか、いい製品ってとっても大切なことなんだ。このサンダルって軽くて、足がのびのび出来て、汗もかかない。それにこの足首にくるストラップがいいんだな」、とジェオフは説明してくれます。「ずーっと履いてる。山でハイキングするときも、サイクリングするときもサンダルで行く。すごく酷使してるね」。

一昔前までBirkenstockを見て話しかけてくる人もしばしばいたようです。「足をじっと見てる人がいてさ、きっと『あいつドイツ人?』って思ってたんだよ」。

履き続けたからトレードマーク。

昔から長髪だったジェオフも、軍隊では残念ながら髪を切られました。80年代半ば、また髪を伸ばし始め、それ以来一度も短くしたことはないと言います。Birkenstock同様に、一目でジェオフだ、とわかるトレードマークの一つになりました。

でも、彼のことを知らないお客様と話していると時々、「社長さんとお話したいのですが」と聞かれるとか。ジェオフはにんまりと後ろにいるモニカにこう言います。「ダーリン。君のお客さんだよ...」。

詳しい情報は: https://www.aroundaboutcars.com

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