Skip Button
この商品がカートに追加されました!
他の人が引退を始める頃にキャリアをスタートしたの。

ヤスミーナ・ロッシ

BIRKENSTORY #18

ヤスミーナ・ロッシ - モデル、写真家、自然愛好家

「初白髪を見つけたのは12歳の時。私の孫の年よ」、とヤスミーナ・ロッシが語り始めました。ほぼ全ての髪が白髪になった20代の後半、彼女はモデルとしての遅いキャリアをスタートしました。白髪と完璧なプロポーションは今でもロッシのトレードマークです。マリブにいる彼女を訪れ、美の理想像、健康の秘密、そして昔なぜBirkenstockを毛嫌いしていたのかを伺いました。

水道も電気もなかった子供時代

ヤスミーナが育ったコルシカ島の祖父母の家には、水道も電気もありませんでした。すべてがとてもシンプルだったと言います。その体験は彼女の後の人生に大きな影響を残したようです。「ひんやりとした川の水で育ったの。冷たかったけど大好きだった。シンプルだったけど、それと同時にすごくリッチな体験」。

モデルのアルバイトからシルバースターへ

人生ではよくあるように、ヤスミーナのキャリアも偶然からスタートしました。あるデザイナーがパリ・ファッションウィークでモデルをしてくれる人を大至急探している、と友達から聞いたのです。すぐさま連絡を取り、翌日にはキャットウォークを歩いていたと言います。それからのキャリアはまるでおとぎ話そのまま。ジル・サンダー、イヴ・サンローラン、ラクロワ、エルメス、ティエリー・ミュグラーのモデルを務め、その後ニューヨークではアイリーン・フィッシャー、ブルーミングデールズ、バーニーズ、ボビー・ブラウンでもモデルとして活躍することになりました。

「髪の毛を染めたことなんか一度もないの!」

ヤスミーナがニューヨークに移住したのは45歳の時。そこで数少ないプロの‟大人”のモデルとしてのキャリアをスタートしました。「世界中を見回しても白髪のモデルなんてほとんどいなかったの。5人か6人ぐらいかな」。

この長いキャリアで彼女が貫いてきた信条は?「偽物っぽいことは絶対にしない」。いくつもの大きな契約を髪を染めたくないという理由で断り続け、ビジネスのチャンスを逃したことも数多くあります。ヤスミーナはシルバーヘアーが流行するずっと前に、彼女の信条を貫いて、白髪のままのモデル第一人者になりました。「お客さんは私を見てすごく気に入ってくれるわけ。それで髪の毛染めてくれる、って言うのよ。そういうの全然わからない。なんで私を呼ぶのか、最初から茶色の髪の人に頼めばいいのに」。

健康は頭から

ヤスミーナのシルバーヘア同様、彼女のモデルらしいプロポーションの良さには感心せざるを得ません。まるで30代の女性のようなプロポーション。「秘訣」を尋ねてみると、自分の中にある姿勢がとても重要だ、と説明してくれました。健康な食べ物、スポーツ、安らぎ、自然、それら全てのバランスを整えるライフスタイルがその基盤です。「私、今でも毎日冷たい水のシャワーを浴びるの。コルシカの川の水を肌で感じられるから。あの小さい女の子と自分が繋がっていることを感じられるの」と微笑みながら語ってくれました。

イブ・サンローランでの試着モデル

若い時にすでに足の健康の重要性を思い知らされた経験があります。キャリアをスタートした当初、彼女はいわゆる「試着モデル」という仕事をよくやらされました。有名デザイナーの作品を試着するこの仕事は、一日中、ハイヒールで立ちっぱなし、一歩も動けない大変つらい仕事です。数か月後、彼女の足はひどい状態になってしまったと言います。

二目惚れ

痛い足を引きずりながら、パリの靴専門店へ。勧められたのはこともあろうにBirkenstock。絶対に『ノー』なチョイスです。「変なサンダルの下に靴下を履いた」ドイツ人観光客をコルシカ島で見て育ったヤスミーナにとって、このサンダルは醜いものの代名詞のような存在だったからです。

しかし、背に腹は代えられない、と最終的には2足を買って店を出ることになりました。本当は試すだけのつもりで。この日がラブストーリーの始まりです。「あの靴が私を救ってくれたのよ。足にとっては楽園みたいな存在になったの」。今でもあの時の悦びを思い出せるようです。「愛と憎しみのストーリーよね。本当に嫌いな靴だったのに、今はこれがなくちゃ生きていけないわ。本当に面白い話」。

現在ヤスミーナは20足以上のBirkenstockを持っているそうです。

自分自身と自然が奏でるハーモニー

カリフォルニア州のマリブにもう20年近くも住んでいるヤスミーナ。彼女は自分自身、そして人生を大切にしている人です。そんな彼女にとって健康と自然さは常に最優先課題です。60年代半ば、孫が2人いるとはいえ、その好奇心は若い女の子そのまま。クリエイティブな面ではもう長いこと自分のファッションコレクションを展開し、陶器づくりや、オーガニックの化粧品にも取り組んでいます。また、彼女は注目されている写真家でもあります。世界中の多くの人々がインスタグラムで画像修整など何もしていない彼女のセルフポートレートをフォローしています。多くの人にとって彼女は憧れの存在です。

最後の質問。「いい」モデルにはどうやったらなれるのでしょうか?きっぱりとこんな答えが返ってきました。「自分そのままを大切にして、あなたの何が特別なのかを見つけること。それは自分自身では嫌いな部分かもしれないけど、それでも特別な何か。これってモデル業に限られたことじゃなくて、人生の全てに言えることだと思う。だって、人ってそれぞれユニークな存在だから」。

健康的なライフスタイルへのアドバイス

ヤスミーナは、体というのは外側から、そして内側から健康なものを欲している、と信じています。まず、化学品は肌につけないこと。彼女にとって、厚化粧はよくある過ちの一つ。毛穴が詰まってしまって、肌の老化の原因だからです。「肌に塗るものが問題なんじゃなくて、あなたの内側がきれいであることが大切なんだと思う。そうすればそれが外でも見えるようになるから」。彼女の一日はレモン汁を入れた白湯で始まります。それからバランスのとれたオーガニックな食事。毎日の献立にはアボカドがつきものです。

そしてヨガをして、たくさん体を動かしているヤスミーナ。散歩、ジョギング、サイクリング、とにかく新鮮な空気をたっぷり体に入れて。スキンケアにはフルーツ、ブドウの種のオイル、オリーブオイルで作った自家製のパックのような自然なものしか使いません。週に一度、オリーブオイル、アルガンオイル、そして上質な塩を混ぜたものでピーリングをしています。

詳しい情報は : http://yazemeenah.com をご覧ください。

More BIRKENSTORIES



BIRKENSTORY #17: ジェオフ・ヒーゴ

ジェオフ・ヒーゴに会うと、まず赤い長髪が目に留まります。いくつかのリスクたっぷりの起業を経て、現在彼はパートナーのモニカと一緒にケープタウンでユニークな自動車レンタル業を経営しています。1986年以来BIRKENSTOCK以外の靴は履かないというジェオフを、ケープタウンまで訪問しました。

BIRKENSTORY #15: マット・バーフース

野生動物映画監督、マット・バーフースはチーターと何か月も暮らし1990年代にその映画で世界に名を馳せた人物だ。このワイルドなマット、芸名に「Matto(イタリア語でクレイジー)」を選ぶほど「いい意味でクレイジー」な人物だ。自然から、動物から学ぶ、というとてもシンプルなメッセージを送り続けている。アフリカ南部にあるボツワナのカラハリ砂漠でミーアキャットに関する映画を撮影をしているマットに語ってもらった。ちなみに、こんな究極の環境でも彼はBirkenstockを履いていた。